【特別編】ザ・ペニンシュラ東京のトップスイートに訪問 - ザ・ペニンシュラスイート
ホテル滞在時、やはり気になるのはトップスイートルーム。ホテルならではの特徴、そしてこだわりが最も表れているトップスイートは、”上質な空間”に対するそのホテルの解釈・考え方を知ることのできる素晴らしい場所であると考えています。ザ・ペニンシュラ東京には、「ザ・ペニンシュラ スイート」、「日比谷 スイート」の2種類がありますが、今回は前者を見学させていただきました。
目次
1. エントランス
スイートルームは23階のエグゼクティブフロアに位置しています。エレベータホールから客室までの通路は通常のフロアと見た目は変わらないものの、スイートルームの黒塗りされた扉はかなり重厚。ただならぬ存在感と特別感があります。
重い扉を開け、エントランスに入ると、まず目に入るのは石材で構成されたオブジェクト。スイートルームにはこのようなアートが多数ありますが、こちらは非常にダイナミックかつ風格のある印象で、来訪者を格別な空間に迎え入れます。
エントランスの右手にはダイニングルームとリビングルーム、左手には書斎やフィットネスルームがあります。プライベートな空間と仕事等で集中したい空間が分けられており、宿泊者の「生活」を考慮した素晴らしい設計となっています。
ホテルに展示されているアートについては別記事でも取り上げているので、よろしければこちらもご覧ください。
2. ダイニングルーム
ダイニングルームには美しい木目のダイニングテーブル、そして煌びやかなシャンデリアが配置されています。トップスイートルームにふさわしい、存在感のあるインテリアです。
ダイニングルームの奥にはバルコニーがあり、皇居や日比谷公園を一望できる贅沢な空間となっています。
3. バスルーム
圧倒的に広く、大理石で構成された空間は、もはやバスルームであることを忘れさせそうなほど豪華。撮影時は昼間でしたが、日差しが差し込みどこか神々しい印象すら与えます。
もちろんSPAモードと室内テレビは完備。このあたりの仕様は全室共通で、ペニンシュラのこだわりを感じさせます。やはりペニンシュラのバスルームは数あるラグジュアリーホテルの中でも群を抜いていると思います。
4. リビングルーム
リビングルームに入ると、その広々とした空間、そして美しい景色に驚かされます。室内には、木材を中心としたインテリアが多くありますが、どれも木目が美しく、こだわり抜かれたデザインです。
天井に施された金箔や金唐紙のアートが、そのラグジュアリーな雰囲気を引き立てています。外資系ホテルにありがちなギラギラ感というよりかは、どこか生活感のあるような温かみある、そして落ち着いた煌びやかさを感じさせます。
5. ベッドルーム
ベッドルームはホテルのコーナー部分に位置しており、ダイニングルームと同様に皇居・日比谷公園どちらも見渡せる部屋となっています。東側ということもあり、この部屋に朝日が差し込む瞬間はとても美しいのだろうと想像させます。
ベッドの隣りにはお茶室が完備されており、ちょっとした合間に日本文化を堪能することができます。
6. 書斎&フィットネスルーム
重厚感のあるデスクを中心に、デザイン性の高い照明具やインテリアが配置された書斎は、まさにエグゼクティブのための空間、といった印象を与えます。また、周囲には機能的なツール群が配置され、デスク周りで全ての用事を片付けることもできそうな程です。
デスクの前には、様々な分野の書籍が並ぶ巨大な本棚があり、知的好奇心がそそられそうです。
写真は撮れなかったのですが、プライベートフィットネスルームも完備されており、ランニング等の基本的なトレーニングであれば、全て自室で済ませることできそうです。ビジネス利用や長期宿泊も考慮された、素晴らしい空間です。
7. 気になる宿泊料金
気になる宿泊料金は、1泊300万円程度とのこと。稼働率は低くないらしく、世界中の成功者を魅了するトップスイートそのものの需要の高さを感じます。話によると、23階の各部屋をつなげることも可能で、全フロアを貸し切って長期滞在される方もいるそう。
なかなか即決できるお値段でもないので...ザ・ペニンシュラ東京のスイートルームの雰囲気を体験したい、という方であれば、「デラックス・スイート」や「エグゼクティブ・スイート」に短期で宿泊されるのも良いかもしれません。一休であれば、格安で宿泊することも可能ですので、予約してみてはいかがでしょうか。
これらのスイートルームも、今後宿泊してレポートしていきたいと思いますので、ご期待ください!
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