【宿泊記】リーガロイヤルホテル東京 - ジュニアスイートルーム
東京の中心地から離れ、新宿区 早稲田の大学キャンパス前に位置するリーガロイヤルホテル東京。ホテル前には庭園が広がり、まるで西洋の邸宅の様な佇まいを感じさせます。
リーガロイヤルホテル系列はビジネス用途、特に広島出張時によく利用していることもあり、ちょっとした思い入れのある系列だったりします。
今回は休日のステイケーションを目的に、そんな系列の中でも近場にあるリーガロイヤルホテル東京にお邪魔します。
目次
1. チェックイン
場所は早稲田駅から徒歩7分程度の離れた場所に位置しており、ホテルまで移動している間は、隠れ家的なレストランに向っているような、そんな感覚に包まれます。
ホテルに入ると、その美しいロビーに目を奪われます。ロビーは伝統的なヨーロピアンクラシックを取り入れたデザインで、上品かつ高級感のある印象。天井は高く、そして広い空間、まるで貴族の邸宅のような雰囲気を感じさせます。
今回は10月に利用しましたが、装花はハロウィンの要素がふんだんに取り入れられていました。こういった四季折々の楽しみも、ホテルステイの醍醐味の一つです。
全体的な客層としては幅広で、ビジネス利用や家族旅行のお客様も多く見かけましたが、かなり若い世代(大学生くらい?!)の方も利用されているのは印象的でした。ホテルのイメージを武器に、新しい客層やニーズを取り込もうとするホテルの姿勢は素晴らしいものがあります。
チェックインカウンターはコンシェルジュデスクを含めて3つ程。滞在中はロビーが混み合っている様子はあまり見かけませんでしたが、ロビーのインテリアを見ているだけでも楽しめ、混んでいても不便さを感じることもなさそうです。もちろん、休憩するためのソファーや、雑誌も多く取り揃えられていました。
ロビーだけでなく、エレベーター内はもちろんエレベータホールから客室にいたるまで、シャンデリアやウォールライトが配置されており、煌びやかな空間を演出しています。特に、客室までの通路は一歩踏み入れるだけで、その非日常的な世界観に引き込まれそうになります。
2. 客室:ジュニアスイートルーム
2-1. リビングルーム
今回は大隈庭園側のジュニアスイートルームを選択。リビングルームとベッドルームからは、早稲田大学前の大隈庭園や新宿周辺の街並みを眺めることができます。
インテリアや客室全体のデザインは非常に凝っており、エントランスから続くヨーロピアンクラシックな世界感が、忙しい日常を忘れさせてくれます。
チェックインは15時頃だったので、チェックイン後はルームサービスでシャンパンをいただき、都会の喧騒から離れた静かな場所で、ゆったりとしたひと時を過ごすことができました。
デスクは、13inchのPC一台に、A4用紙を広げられる程度の広さがあります。デスク周りには受話器やメモ帳が配置されていますが、周囲のコンセントは照明等に割り当てられているため、自由に使えそうなものはありませんでした。WiFiは、作業する上では十分な速度です。あまりビジネス用途には向かない印象ですが、そういった世界から頭を切り替えてリラックスできそうです。
リビングには組み立て式のバッゲージラックがありますが、短期宿泊用のスーツケースがギリギリ収まる程度の大きさです。(写真のスーツケースはRIMOWA Classic Cabin S(高さ55cm×幅40cm×奥行き×20cm))
見た目はヴィンテージな雰囲気がありますが、しっかりとしていて安定感があります。
客室内のインテリアはアンティーク調のものを中心に、こだわりのある照明具が置かれています。重厚感のある家具と、温かみのある照明に囲まれたラグジュアリーな空間となっており、日々の疲れも癒されそうです。
2-2. ベッドルーム
リビングルームにある両開きの扉を開けると、ベッドルームが広がっています。非常に開放感のある演出となっており、気分が高まります。
ヨーロピアンクラシックな世界観を損なわない、清潔感のあるベッドルーム。窓からは新宿周辺の夜景が広がっています。また、コンセントや各種照明や目覚ましを設定できるコントロールパネルもベッド脇に配置されており、使い勝手がよいです。
ベッド前にはクローゼットも備え付けられています。クローゼット内の照明は若干暗めですが、客室の落ち着いた雰囲気に合っている気もします。ハンガーは、ジャケット&シャツ兼用×6(うち2つはクリップ付き)、サテンハンガー×1が常備されています。
2-3. バスルーム
バスルームは大理石があしらわれた高級感のある造りとなっており、洗面台付近は十分な広さがあります。ちょっとした金具の装飾も美しく、ホテルのこだわりを感じさせます。
トイレは独立式となっています。
バスにレインシャワーはなく、ハンドシャワーのみとなります。水圧は少々弱目な印象。
アメニティにバスボムが付属しているので、ジャグジーのような感覚で楽しめそうです。
2-4. アメニティ
バスアメニティは「AROMATHERAPY ASSOCIATES(アロマセラピーアソシエイツ)」のシャンプー、コンディショナー、ボディジェル。ほんのりとした柑橘系にハーブを加えた、爽やかでオーガニックな香り。同じジュニアスイートでも、エグゼクティブフロアにある客室は、ロクシタンのアメニティになるようです。
歯ブラシ、コットンパフ、綿棒、シャワーキャップ、ヘアブラシ、レザー、シェービングフォーム、女性用化粧品キット等、基本的なグッズは全て取り揃えてあります。
2-5. 客室からの眺望
昼間は真下の大隈庭園がよく見え、晴れの日だと遠くまで見通せそうです。大学キャンパス前にも関わらず非常に静かで、穏やかな環境です。
こちらは神楽坂方面を夜間に撮影したもの。ひっそりと、都会の光が輝きます。
3. ディナー
ディナーは、ホテルに併設されている「京料理 たん熊北店」を利用させていただきました。席に着くと、目の前には優雅にライトアップされた小さな庭園が広がります。
季節の食材をふんだんに使用した料理と日本酒をいただき、繊細でさりげない気配りを感じるサービスを通して、心落ち着く穏やかな時間を過ごすことができました。
※当日「鉄板焼き みや美」と「中国料理 皇家龍鳳」の空き状況を尋ねたところ満席だったので、ご希望の場合は事前の予約をオススメします。
4. ブレックファースト
朝食はロビー手前の「ダイニング フェリオ」でいただきました。コロナの影響かビュッフェはやっていないようで、朝食は和食もしくは洋食の選択式となっています。
今回は洋食、和食の両方を選んでみました。
5. アフタヌーンティー
美しいロビーを楽しみつつ奥に進むと、正面に見えてくるのが、「ガーデンラウンジ」。
エントランスの両脇には小さな噴水が2つあり、心地良い水の音とともにアフタヌーンティーや軽食が楽しめます。
2階まで吹き抜けとなった、広々とした空間に飾られたシャンデリアや、椅子・テーブルからはクラシカルな雰囲気が漂い、大きな窓の外には緑が広がっていまいす。
今回は、フルーツサンドと紅茶、そしてオペラとシャンパンを頂きました。
席同士の間隔も広く、天井も高いので、ゆったりとした時間を過ごせます。
客層としては幅広ですが、かなりカジュアルな雰囲気で、かなり若い方(大学生くらい)やゴスロリ系?!のファッションに身を包んだ方も見かけたのが印象的でした。
ガーデンラウンジの雰囲気やメニューについては、こちらの記事でまとめているので、気になる方は是非ご覧ください。
6. チェックアウト
15時まで滞在可能だったので、ギリギリまでアフタヌーンティーを楽しみ、チェックアウト。ロビーの素敵なインテリアを改めて鑑賞し、素晴らしい休日での体験に満足しつつ、ホテルを後にしました。
休日の隠れ家として、ちょっと優雅な時間を気軽に過ごしたい、そんな人にこそ是非おすすめできるホテルだと感じました。
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7. リーガロイヤルホテル東京の価格・プラン
価格については気になる方も多いと思うので、こちらで書き留めておこうと思います。
結論としては、一休.comのタイムセールが最安かと思います。
今回宿泊した「ジュニアスイート(庭園側)」大人2名で、¥20,000程度となります。
参考ですが、他予約サイトの価格比較はこのようになっています。
8. (参考) 他ホテルの宿泊記
最後に、EnoHaru’s Hotel Reportsでは「上質な体験をより身近に」をテーマに、国内外ラグジュアリーホテルでの宿泊記や滞在動画を公開しています。気になる方はぜひ他の宿泊記もご覧ください。少しでも滞在の参考になったら嬉しいです。
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