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【宿泊記】ハイアットリージェンシー横浜 - リージェンシースイート

ハイアットリージェンシー横浜 ロビーフロア

横浜 中華街のすぐそばに位置するラグジュアリーホテル、ハイアットリージェンシー横浜。ホテルを象徴するシャンデリアや、質の高いクラブラウンジが非常に気になっていたホテルでもあります。

連休の利用で今回もスイートルームを確保。スイートだけでなく、クラブラウンジやバーラウンジも紹介していきます。


今回紹介するホテルステイの様子はYoutubeでも公開しているので、こちらもぜひご覧ください。


 

目次


 

1. ホテル概要

ハイアットリージェンシー横浜 ロゴ

ハイアットリージェンシー横浜は、横浜エリアでは20年ぶりの外資系ホテルとして2020年に開業。中華街、山下公園、みなとみらいへ徒歩でアクセスできる観光に最適なロケーションにあり、館内にレストランやウェディングチャペル、宴会場を備えるラグジュアリーホテルです。

  • 所在地: 〒231-8340 神奈川県横浜市中区山下町280-2

  • アクセス: みなとみらい線「日本大通り駅」から徒歩3分

  • 連絡先: 045-222-0100

  • 公式サイト: LINK


 

2. チェックイン

ハイアットリージェンシー横浜 外観

最寄りの日本大通り駅から徒歩数分、異国感ある建物が立ち並ぶ中、全面ガラス張りの存在感ある建物が見えてきます。外からも煌びやかなロビーフロアが透けて見え、近づくにつれてホテルへの期待が高まります。


ハイアットリージェンシー横浜 エントランス

車寄せは最低限で、近年のホテルとは一線を画すスモールラグジュアリーな様子に惹かれて館内へ。街並みと調和した、どことなく入りやすい、ふと立ち寄ってみたくなる雰囲気が非常に魅力的です。


ハイアットリージェンシー横浜 ロビー

ホテルに入ると、全面ガラス張り、2階まで吹き抜けという開放感溢れるロビーに目を奪われます。眩いシャンデリアを中心にハイアットらしい高級感を残しつつも、大通りの新緑が映り込む、まるでリゾートかのような素晴らしい空間です。


ロビーの至る所で自然の質感を残したインテリアを採用しており、スタイリッシュさだけでなく、居心地の良い雰囲気づくりがなされています。

個人的に、国内のハイアットリージェンシーブランドでは沖縄の瀬良垣と並ぶ秀逸なロビーデザインだと思います。


ロビー奥には、ホテルの象徴ともいえるシャンデリア、そして「ザ・ユニオンバー&ラウンジ」があります。アフタヌーンティーだけでなく、ランチタイムからバーとしてアルコールが提供されるラウンジで、今回の宿泊目的の一つです。


ハイアットリージェンシー横浜 ザ・ユニオンバー&ラウンジ

美しいクリスタルガラスが散りばめられたシャンデリアは圧巻。その周辺を囲むようにバーカウンターやスピリッツが配置され、個人的に理想と言ってよいほど素晴らしいデザインに感動してしまいました。


ハイアットリージェンシー横浜 エレベーターホール

今回はスイートルームの滞在だったため、チェックインはフロントではなくクラブラウンジでの手続きとなります。

到着後、ドアマンの方に名前を伝えてからクラブランジに案内いただくまで非常にスピーディーで、サービス品質の高さがうかがえます。


ハイアットリージェンシー横浜 クラブフロア

チェックインはホテル3階の「リージェンシークラブラウンジ」にて。ハイアットリージェンシー東京と同じくクラブラウンジが低層階にあるのは珍しく、より間近に横浜の街並みを見渡せるつくりとなっています。


ハイアットリージェンシー横浜 ウェルカムドリンク

クラブラウンジではウェルカムドリンクのオリジナルアイスティーを頂きながらチェックイン。スタッフさんは皆親切で、パーソナライズされたおもてなしに満足度も高いです。

ラウンジで提供されるサービスは後ほどご紹介。


ハイアットリージェンシー横浜 エレベーター

今回宿泊する客室は、18〜19階の高層フロアに位置するスイート「リージェンシースイート」。客室タイプは少なくスイートは2種類のみ。こちらのスイートは横浜中華街方面のシティービューで、ベイビュースイートは横浜港側のオーシャンビューとなっています。

客室カテゴリ

客室タイプ

広さ

クラブフロア

ベイビュースイート

77㎡

リージェンシースイート

74㎡


クラブ

37~39㎡

​スタンダードフロア

デラックス

37㎡

スタンダード コーナー

38㎡

スタンダード

37㎡


 
ハイアットリージェンシー東京 一休の価格・プラン
 

3. 客室 - リージェンシースイート

客室のある18階へ、スイートはいずれも角部屋で入り口も存在感があります。客室フロアはトーンダウンした照明にブルーのラグマットが映える、高級感ある雰囲気。クラブラウンジのあるフロアとも異なり、各フロアに違いがあるのか気になってしまいます。


 

3-1. リビング

ハイアットリージェンシー横浜 リージェンシースイートのエントランス

客室に入ると、和洋のテイストが絶妙に調和した上質なインテリア、そしてリビングとベッドルームが分かれたゆとりある空間、さらには港町の開放感あふれる眺望が広がります。

エントランス正面はリビング、右手にバスルーム、左手がクローゼットとなっています。


ハイアットリージェンシー横浜 リージェンシースイートのリビング

リビングは、ラグマットやインテリアの質感、展示されている伝統工芸品といった優美なしつらえに魅了される空間です。ベッドルームとは壁一枚のみとなっており開放感もあります。

テレビは標準でChromeCastが搭載されており、Firestickなどを持ち運ぶ必要もありません。


ハイアットリージェンシー横浜 リージェンシースイートのテーブル

リビングからは横浜港や中華街を見渡すテーブルが設置されており、食事をしながら優雅な時間を過ごせそうです。滞在中は雨がちでなかなか良い写真が撮れませんでしたが、晴れの日であれば素敵なハーバービューが広がります。


眺望は、横浜を代表する"横浜ベイブリッジ"から南側の緑豊かな住宅街までを見渡せるパノラミックビュー。スイートは角部屋に位置しているため、特別感ある眺望を楽しめます。


ミニバーにはコーヒーメーカーや紅茶のティーパック、コーラやお茶、ビールやスピリッツが常備されています。コーヒーメーカーは大型のカートリッジに対応したタイプで、一度の抽出でたくさんのコーヒーを頂けます。


クローゼットはエントランスに1つ配置され、和を感じさせるつくりとなっています。内部は高さ・広さともに十分で、ハンガーはすべて厚みのある高級なタイプで大満足の仕様です。

また、"ハイアットリージェンシー"のブランドカラーを使ったオリジナルの傘も嬉しいこだわりです。


 

3-2. ベッドルーム

ハイアットリージェンシー横浜 リージェンシースイートのベッドルーム

ベッドルームは、より"ハイアットリージェンシー横浜"らしさを感じさせるインテリアに魅了される、素敵な空間です。眺望もシティビューで観光地らしい活気あふれる様子を感じられます。


ベッドボードには銀屏風、ベッドサイドには箱根の伝統工芸である箱根寄木細工が飾られています。ラグマットから感じる横浜の異国感と日本の伝統美が調和した、上質感溢れる空間です。


ベッドサイドには照明や空調を調整できるパネルが設置され、ACアダプタ/USBでの給電もできます。操作しやすいシンプルデザインで高級感もあり、他のインテリアと馴染んでいます。


ハイアットリージェンシー横浜 リージェンシースイートのテレビ

ベッド前にはリビングと同じタイプのテレビが設置されています。ChromeCastは室内に置かれたQRコードからすぐに接続でき、不便なく利用できます。NetflixやAmazon Prime Videoが見れるテレビは他ホテルでも普及してくると嬉しいのですが...


 

3-3. バスルーム

ハイアットリージェンシー横浜 リージェンシースイートのバスルーム

バスルーム前のドレッシングエリアも広々と設計されていますが、ガラスや鏡を多用し、間延びせずスタイリッシュな空間に仕上がっています。

シンクが2台ある、ドレッシングエリア内に必要なものが全て揃っているなど、宿泊者に寄り添ったつくりも魅力的です。


ハイアットリージェンシー横浜 リージェンシースイートのバッゲージラック

バッゲージラックはドレッシングエリアに配置され、入浴後の着替えにも配慮された嬉しいつくり。エントランスとも近いので、非常に便利です。

また、固定型の高級感のあるラックとなっており、短期宿泊用のスーツケースであれば横に広げてもかさばらないスペースが確保されています。


ハイアットリージェンシー横浜 リージェンシースイートのバスルーム

バスルームはシャワーとバスタブが一体となった使い勝手の良いタイプ。バスタブとシャワーの距離感も適度。室内にはレインシャワーこそないものの、ハンドシャワーのヘッドは大きく、水圧も申し分ないです。


ハイアットリージェンシー横浜 リージェンシースイートのバスタブ

バスタブは驚きの広さで、リラックス感抜群。この形状のバスタブは他のホテルでも見たことがないのですが、大人二人でも十分入ることのできるスペースがあります。

また、周囲に小物を置いておけるスケースも確保されているため、スマホの持ち込みにも困りません。


 

3-4. アメニティ

ウェルカムアメニティは、なんと赤ワインのフルボトルにオリジナルパッケージの「横浜ハーバー」。

ワインは世界屈指のワインカンパニー「バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社」のLes Cépages Cabernet Sauvignon。ブラックチェリーやカシスを感じさせる、王道的な味わいと弱めのタンニンで飲みやすさがあります。


ハイアットリージェンシー横浜 リージェンシースイートのバスアメニティ

バスアメニティは、ハイアット系列の中でトップラグジュアリーに位置する「アンダーズ東京」でも採用されている、ARGAN。南フランス発のブランドで、南国を思わせるパッションフルーツやマンゴーなど、鮮やかな柑橘系とオリエンタルな香りも感じさせるアメニティです。


ハイアットリージェンシー横浜 リージェンシースイートのドライヤー

ドライヤーはまさかのダイソン。他の国内ハイアットリージェンシーではPanasonic製の通常モデルを採用しているホテルも多いのですが、よりこだわりを感じるチョイスです。


 
ハイアットリージェンシー東京 一休の価格・プラン
 


4. クラブラウンジ

ハイアットリージェンシー横浜 クラブラウンジの入り口

クラブフロア宿泊者とハイアット上級会員「グローバリスト」は、3階の専用ラウンジ「リージェンシークラブラウンジ」を利用できます。各時間に食事やドリンクが無料で提供されるラウンジで、ハイアットリージェンシー横浜は他の国内ハイアットホテルに比べて食事・サービスともに充実している印象があり、おすすめです。

  • 朝食 7:00~10:00

  • ティータイム 10:00~17:00

  • イブニングカクテル 17:00~19:00

  • イブニングスイーツ 19:00~20:00


ラウンジ内はレトロなスピーカーやレコードプレーヤー、楽器などが置かれており、ジャズバーを連想させる大人の雰囲気が魅力的。レコードは実際に再生でき、遊び心あふれる素敵なラウンジです。


ハイアットリージェンシー横浜 クラブラウンジ

ラウンジは3つのエリアに分かれており、こちらはテーブル席が中心のエリア。

利用したのは連休中でしたが、混雑しすぎる様子もなく、ラグジュアリーホテル本来の落ち着きあるクラブランジに満足度が高いです。


少し進むと、各時間にフードやドリンクが提供されるスペースがあります。

通常のティータイムでは、簡単なスナックに加え、ジュース・炭酸水等のドリンク、紅茶のティーパック、コーヒーメーカーが用意されており、いずれもセルフサービスとなります。


 

4-1. 朝食

ラウンジ内には肉料理や卵料理、ポテトをはじめとする日替わり料理が並び、セルフサービスでアメリカンブレックファストを頂くことができます。。メニューは和洋中揃っており、幅広く楽しめるのも魅力の一つです。


ハイアットリージェンシー横浜 クラブラウンジの朝食

生ハムメロンやショルダーハムなど、コールドミートの豊富さもこちらのクラブラウンジの特徴。もちろんフルーツやサラダ、ヨーグルトも用意されており、サイドメニューの組み合わせで飽きることもありません。


ハイアットリージェンシー横浜 クラブラウンジのパン

パンはホテルメイドの食パン「nikin」を頂けます。ホテルのアフタヌーンティーでも採用されているパンで、ホテルショップでも販売されているこだわりの逸品。ホテル自慢のパンを頂けるのはクラブラウンジならではの特典です。


ハイアットリージェンシー横浜 クラブラウンジの紅茶

紅茶はティーパックに加えて、ドイツの高級紅茶ブランド「Ronnefeldt」が茶葉でも提供されています。その他ドリンクは常備されているコーヒーに加え、牛乳やフルーツジュースも用意されています。


 

4-2. イブニングカクテル

カクテルタイムではアルコールや種類豊富なスナック、オードブルが提供され、軽い夕食代わりのメニューを頂くことができます。席につくと、ファーストドリンクとオードブルプレートが提供され、その他のおつまみはセルフサービスとなっています。


ハイアットリージェンシー横浜 クラブラウンジのカクテルタイム

滞在した時のプレートメニューはコンソメロワイヤルや豆腐とチーズのカプレーゼ、パテドカンパーニュ、ホタテと香草のテリーヌ。二人分が香箱を模したプレートで提供され、見た目も楽しめる素敵なメニューです。


セルフサービスのカウンターには和洋中の豊富なおつまみが並び、非常に楽しみがいのあるラインナップです。他の高級ホテルのクラブラウンジでは"軽食"程度であることも多い中、夕食の代替にもなるボリューム感に大満足です。


チーズやコールドミートも朝食に加えていくつか追加されています。シーフードのみならずお肉のメニューまで幅広くカバーされている印象です。


アルコールに関しては、赤・白・スパークリングワインにスピリッツ(ウイスキー、ジン、ラム、ウォッカ)、ビール、日本酒、焼酎、リキュール(カンパリなど)、ノンアルコールリキュールなどが用意されています。カットフルーツもあるので、簡単なカクテルを作ることもできます。


 
ハイアットリージェンシー東京 一休の価格・プラン
 


5. ザ・ユニオン バー

ハイアットリージェンシー横浜 ザ・ユニオンバー

ホテルのアイコニックとも言える「ザ・ユニオンバー」。カクテルタイムではジャズの生演奏も披露され、昼間に見るより、夜間はより一層煌びやかなムードに包まれます。

こちらで優雅なひと時を過ごす、それを滞在の目的とするほど気になっていたバーでもあります。


メニューは鮮やかな見た目が特徴的なオリジナルカクテルにクラシックカクテル、ワイン、各種スピリッツ、おつまみなどなど。ウィスキーは有名どころのオフィシャルボトルであれば揃っている印象で、サクッと飲むのにはちょうど良い品ぞろえの印象です。


美しいシャンデリアに魅了されながらも、早速オーダー。今回はシグネチャーカクテルの「メロラルド」に加え、オールドファッションドなどクラシックカクテルもいくつか頂きました。メロンリキュールをふんだんに利用したメロラルドは夏にぴったりの爽やかさ。


素晴らしいドリンクと期待以上の環境に、大満足のカクテルタイムを過ごすことができました。

こちらのバーはお昼からもアルコールを頂けるので、長期の滞在であれば日中に一杯いただき横浜を観光する、そんな素敵な過ごし方もできそうです。


 
ハイアットリージェンシー東京 一休の価格・プラン
 


6. ハイアットリージェンシー横浜のレストラン

ハイアットリージェンシー横浜のレストラン

周辺は中華街をはじめグルメも充実していますが、ホテル館内のレストラン・バーはどれも魅力的。こちらではレストランと予約サイトをまとめてご紹介。予約の際、ぜひご活用ください。

カテゴリ

レストラン名

価格帯

オールデイダイニング

・ランチ:4,600円~

イタリアン

・ディナー:8,800円~

バーラウンジ

・ティー:4,600円~

・ディナー:3,500円~


 

7. チェックアウト

ハイアットリージェンシー横浜 リージェンシースイート

16時ぎりぎりまでクラブラウンジでホテルステイを楽しみ、チェックアウト。

今回の滞在を通じ、ラグジュアリーホテル本来の”スモールラグジュアリー”な感覚を随所で楽しむことのできる、近年では貴重なホテルだと思いました。横浜には他にも素晴らしいホテル数多くありますが、次回も宿泊したい、そんな気持ちでこのホテルを後にしました。


 

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8. ハイアットリージェンシー横浜の価格・プラン

ハイアットリージェンシー東京 一休価格・プラン

今回の客室「リージェンシースイート」は一休.comの限定プランが格段に安く、大人2名×1泊 で49,000円〜(税サ込)となります。よりリーズナブルな「クラブルーム」もおすすめで、こちらは34,000円〜(税サ込)。


また、一休ダイヤモンド会員であればレイトチェックアウト(12時まで)やウェルカムアメニティ、低悪アウトドリンクなどの特典もあります。

ハイアットリージェンシー東京 一休の価格・プラン

参考ですが、他予約サイトの価格比較はこのようになっています。

予約サイト

※クリックで最新のプランへ

価格

​49,000円〜

​56,000円〜

​61,000円〜

61,000円~


 

9. (参考) 他ホテルの宿泊記

最後に、EnoHaru’s Hotel Reportsでは「上質な体験をより身近に」をテーマにラグジュアリーホテルでの宿泊記や滞在動画を公開しています。気になる方はぜひ他の宿泊記もご覧ください。少しでも滞在の参考になったら嬉しいです。

ホテル宿泊記の一覧