【宿泊記】ハイアットリージェンシー東京ベイ - リージェンシーテラススイート

「ハイアット プレイス」からリブランドされ、2021年7月オープンと、開業まもないハイアットリージェンシー東京ベイ。
ハイアットリージェンシーは長期で利用する機会が多いのですが、今回は1週間のステイ。客室アップグレードや途中での客室変更もさせていただき、素晴らしい滞在となりました。
なお、本記事でご紹介するホテルステイの様子はYoutubeでも公開しているので、こちらもぜひご覧ください。
目次
1. チェックイン

ホテルは新浦安駅から車で10分程、高層階からは東京湾を望み、リゾート感漂う贅沢な立地にあります。

一方で、駅から離れた場所にあるため、近くのスーパーまでは徒歩15分と絶妙な距離。
コンビニも近くのホテル内に数軒ありますが、なぜか品揃えが少なく、利便性はそこまで良くない印象です。

ホテルに足を踏み入れると、リゾートらしい穏やかさと、ハイアット特有のエグゼクティブ感ある雰囲気が調和した空間が広がります。
華々しいエントランスや、ラウンジ等が非常にコンパクトにまとめられている印象で、よりカジュアル&ハイグレードな常宿としてのポテンシャルを感じさせます。

滞在時はサービスを大幅縮小中で、若いスタッフさんを中心に運営されておりましたが、ハイアットらしい丁寧なおもてなしは健在。サービスが本格的に再開された後がとても楽しみです。
2. 客室 - リージェンシーテラススイート

ロビーでの簡単な手続きを済ませ、スムーズな案内で客室へ。
海外出身のスタッフさんも常駐されており、グローバルな対応は流石のハイアット。
※混雑時はクラブラウンジで優先的にチェックインしてくださいます

どことなくリゾート感漂う雰囲気のエレベーターホールを抜け、予約している「リージェンシーテラススイート(54㎡)」へと向かいます。

移動中、通路から覗く青空と海が大都市の近郊であることを忘れさせてくれます。
今回はホテル7階東京湾側と、おそらく同フロアでは最も眺望の良い方面の客室にアサインしていただきました。
2-1. リビングルーム

客室に入り、まず目を奪われるのは、そこから見える視界の広さ。
テラスから覗く青空やグリーン、小ぶりで主張しすぎないインテリアからは、54㎡とは思えない圧倒的なゆとりを感じさせます。

エントランス脇にはクローゼットやバスルーム、ミニバーが配置され、使い勝手も良いです。バスルームの詳細は、後ほどご紹介していきます。

リビングは波をインスピレーションさせるアートやラグマット、ブルーカラーであしらわれた、心落ち着く空間。

リビングからは7階とは思えないほど東京湾を間近に感じられ、そのリゾート感溢れる穏やかさは、ハイアットリージェンシー系ホテルの中でも異色の雰囲気を感じさせます。

もちろん各インテリアの質感も良く、大理石を配したインテリアや金属感のあるインテリアの使い分けは流石で、”ハイアットリージェンシー”ブランドとしての意気込みも感じさせます。

眺望の良い昼間以上に夜間の雰囲気も素晴らしく、一気にシック&モダンな大人のテイストに変貌します。
エントランス脇のミニバーには、おなじみネスプレッソのコーヒーメーカーや、ハイアットリージェンシー共通のTWININGSのティーパックが用意されています。フレームのみで構成された作りで扉等はないため、カトラリーの取り出しやすさは嬉しいポイント。

冷蔵庫にはすでに複数のドリンクが入っており、緊急事態宣言下では全て無料とのこと。クラブラウンジでアルコールが提供されないことの代替サービスでしょうか。

眺望に関しては、直接海に面しているのではなく、眼下の浦安市総合公園をはさんでいるのがポイント。オーシャンビューだけで言えば、目の前の東急ホテルがベストなのですが、緑と海の青、そして夕日のオレンジによるコントラストを楽しめるのはここがベストなのではないでしょうか。

こちらは昼間の様子。清々しい空に穏やかな海と、日々の忙しさや喧騒を忘れさせてくれる、東京近郊とは思えない不思議な眺望です。
2-2. テラス / バルコニー

この客室の一番の魅力といっても過言ではない、オーシャンビューのテラス。
ゆったりとしたチェアとセンターテーブルを備えており、東京湾を望む眺望と合わせ、さながらルーフトップバーのよう。

救命具少々視界を遮ってしまうのは残念ですが、都内からのアクセスも良く、かつオーシャンビューをテラスで楽しめるホテルは珍しいような気もします。

隣の客室や正面のホテルからは、木々やプライバシーガラスによって見えにくい作りとなっています。グリーンは視界の邪魔にならない、絶妙な配置です。
都会とは思えないほど静かな夜は、木々がひっそりとライトアップ。
特に夕方から夜間、そして朝にかけて移り行く景色は素晴らしく、ついついテラスでアルコールを楽しみつつ、長時間過ごしてしまいます。