【ディナー記録】ステーキハウス「オークドア」でのホテルディナー - グランドハイアット東京

今回はグランドハイアット東京に宿泊した際のディナーについてご紹介。利用したのは、当ホテル6階に位置する、ステーキハウス「オークドア」。
シンプルながら印象深いコース料理とウッディで落ち着く空間、そしてグラントハイアットらしい徹底されたホスピタリティを堪能し、そのトータルバランスの良さにただただ驚かされるばかりでした。
目次
1. インターナショナルな大人の空間

店内に入ると右手奥にバーカウンター、左手にはテーブル席やソファ席が用意されており、隣席とゆとりあるスペースが設けられた空間は、とても広々とした印象があります。今回のディナーではボックス席に案内して頂きました。

店内には海外のゲストが談笑する姿も目立ち、インターナショナルな雰囲気があります。
テーブルにつくと、ウッディで照明の落とされた上品な空間にほっと一息。上品ながらもどこかアメリカンな雰囲気を感じる店内はフォーマル過ぎず、安心感があります。
2. 食材の魅力溢れるコース料理

今回は前菜2品、季節のスープ1品、メイン、デザートの全5皿のコース料理を頂きました。

前菜はフルーツトマトにスイートオニオンスライスをのせた一品。
フルーツトマトは瑞々しく、優しい酸味と甘みが口の中に広がります。また、スイートオニオンの食感がアクセントを加え、野菜そのものの魅力を最大限に引き出したシンプルな一皿となっています。

次に頂いたのがタラバガニのクラブケーキ。カニの身が贅沢に使われ、味わいをギュッと詰め込んだ、カニ好きにはたまらない一品でした。タルタルソースとレモンが添えられており、相性は抜群で、味わいの変化も楽しむことができます。

こちらは季節のスープ、かぼちゃのスープです。かぼちゃ本来の甘みを感じ、心落ち着く、味わいの濃厚なスープでした。

メインのサーロインステーキは焼き加減をレアでオーダー。厚みがあり柔らかくジューシーな赤身は至高の一品です。同じプレートに季節の魚料理も提供されますが、どちらも余計な味付けやアレンジがされておらず、シェフのこだわりと自信を感じます。

ワインは、アメリカ産ピノ・ノワール種の「ROSE ROCK」を頂きました。ダークチェリーやブラックベリーの豊かな果実味を感じさせる、重厚感のある味わい。当店人気のワインのようで、メインのサーロインステーキの味わいと、非常にマッチします。
3. バーカウンターで都会の夜を満喫

食後はバーカウンターに移動し、デザートと食後のカクテルを楽しみました。立方体型のフレームを組み合わせた、スタイリッシュな照明が柔らかく照らす店内は、夜の都会的なワンシーンを演出します。また、こちらも海外のゲストが多く利用しており、異国感のあるインターナショナルな雰囲気となっています。

デザートはベイクドチーズケーキ。濃密でしっかりとしたチーズケーキと添えられたブルーベリーの酸味が絶妙に調和し、食事を華やかに締めくくります。

デザートと一緒にカクテル「マンハッタン」をオーダー。店内の光に照らされ、大都会の夜景のように美しく輝きます。味わいは基本に忠実で、ウイスキーの甘みとベルモットの苦味のバランスも絶妙な加減です。
4. スマートかつハイレベルなサービス

店内の落ち着いた雰囲気通り、接客もシンプルで程よい距離感があり、居心地がとてもよかったです。過剰な声かけなどはなく、オーダーなどのタイミングやメニューについての案内は非常にスマートな印象でした。
また、今回はボックス席かつ、端の席だったにも関わらず、スタッフのコールに苦労することはありませんでした。ゲスト1組1組に気を配り、的確かつ適切なタイミングでのサービスには、グランドハイアット東京らしい、ハイレベルなホスピタリティがしっかりと感じられました。
5. 総評

今回利用したグランハイアット東京の「オークバー」は沢山の”ホンモノ”を詰め込んだ上質な空間だったように感じます。
シンプルな調理法と味付けで一層際立った食材のレベルの高さや、華美ではないがどこか高級感があり温かみも兼ね備えた店内、そして何より付かず離れずの心地よい距離でスマートな対応をしてくださるスタッフのホスピタリティに終始驚かされました。
グランドハイアット東京では、チェックイン時の対応や部屋への案内、スタッフの気の利いた声かけなどから、ディナー前からかなり期待値が上がっていましたが、期待を裏切らない素晴らしい時間を過ごすことができました!
都会の喧騒を忘れ、友人や恋人と語り合ったり、日頃の自分を労ったりする場所にぴったりです。また利用したいと強く思わせる、そんなレストランでした。
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