【宿泊記】ふふ日光 - スタイリッシュスイート

国内屈指のラグジュアリーリゾートブランド"ふふ"。今回はふふ日光に宿泊し、極上の食体験、そして温泉に癒される素晴らしい滞在をすることができました。こちらの宿泊記では客室「スタイリッシュスイート」や、日本料理 節中でのディナー・朝食、温泉などの館内施設をご紹介。
目次
1. ホテル概要

ふふ日光は田母沢御用邸記念公園のすぐそば、自然あふれるエリアに2020年10月に開業。全24部屋の厳選された客室に、日本料亭、鉄板焼き、ラウンジ、温泉などを備えたスモールラグジュアリーリゾートです。
所在地: 〒321-1434 栃木県日光市本町1573-8
アクセス: JR日光駅もしくは東武日光駅からタクシーで約10分、東京から車で約2時間
連絡先: 0288-25-5122
チェックイン: 15:00
チャックアウト: 11:00
公式サイト: LINK
2. チェックイン
今回は前泊地のリッツカールトン日光からタクシーで向かいました。奥日光からはタクシーで30分ほど、東武日光駅からは10分程度の位置に、ひっそりと佇む邸宅のような建物が見えてきます。
ホテルのエントランスは煌びやかではないですが、自然素材が目立つ木造建築で、まさに大人の高級宿。スタッフさんによる歓送迎も非常に丁寧で、心落ち着く雰囲気が魅力です。
ホテルに入ると、心地よいクラシック音楽と美しい照明に演出された、気品あふれる佇まいに驚かされます。ホテル全体は庭園を望む平屋のようになっており、エントランス右手にラウンジと客室や温泉、左手にレストランが続きます。
到着後は「ふふラウンジ」にて、オリジナルドリンクを頂きながらチェックイン。中心には暖炉があり、揺らぐ炎に心癒されながら、アフタヌーンティーやカクテルを頂ける空間です。

ルームキーはレトロな旅館らしい鍵タイプ。傷のつき方や、あえて便利なカードを採用していないのも、ふふらしさを感じさせます。

ここから中庭を抜け、客室に向かいます。全24部屋の客室は美しい庭園を囲むように配置されています。建物は3階建てと、どの客室からも緑あふれる日光の森林を間近に楽しめるつくりになっています。
ふふ日光の客室はすべてスイートルームで室内温泉がついており、どれも個性的なものばかり。なかでも最もスタンダードなスタイリッシュスイートに宿泊しました。ベッドはツインとキングから選べます。
客室カテゴリ | 客室タイプ | 広さ |
---|---|---|
スイート | ふふラグジュアリープレミアムスイート | 140㎡ |
ふふラグジュアリーコーナースイート | 76㎡ | |
| プレミアムスイート | 71㎡ |
プレシャススイート | 65㎡ | |
| コンフォートスイート | 56㎡ |
スタイリッシュスイート | 56㎡ |
3. 客室 - スタイリッシュスイート

今回宿泊するのは、1階の角部屋。ふふ日光では、室内の家具や全体の色合いが客室によって全て異なっており、滞在するたびに新しい発見があります。
3-1. リビング

ふふの客室はすべて、リビングとベッドルームが分かれたスイートルーム。広々とした空間を持ちながら、エントランスはこじんまりとしており、自宅のような心落ち着く印象です。

素敵な調度品で彩られたリビングは、"大人の高級旅館"を思わせる雰囲気がたまりません。田母沢御用邸記念公園の緑を眺めながら、穏やかなひと時を過ごすことができました。

そのレトロで上品な内装は、最近調達したグローブトロッターのスーツケースにも雰囲気がぴったり。外資系ホテルでは感じられない居心地の良さがあり、リフレッシュしたい休暇での利用には最高の客室です。

リビングの窓からはそのままの自然が目の前に広がり、他宿泊者の目線も気にならない環境の中で、森の中に迷い込んだかのような気分になります。紅葉シーズンであれば、さらに美しい眺望が期待できます。

リビングにはミニバーや簡易なクローゼット、収納があり、すべてがふふ日光の特注品。ほのかな間接照明が心地よい雰囲気を演出しています。
襖のような仕切りを開閉することで、テレビとミニバーそれぞれを使うことができるようになります。ミニバーには紅茶やお茶のティーバッグに加え、有料のウイスキーボトルも用意されています。
見猿、聞か猿、言わ猿の「三猿」や眠り猫も、ふふオリジナルのアートコレクション。こちらはオンラインショップや館内のショップでも購入できます。
サイドボードの小物も魅力的なものばかり。なかでも蓄音機のようなプレーヤーは、スマートフォンで再生したBGMがレトロな音色で聞こえ、楽しみがいがあります。
クローゼットの中には館内着やポーチがあります。足袋やポーチは旅の思い出としてお持ち帰りもできます。クローゼット自体はあまり高さもなく、収納力には欠ける印象です。

そのほか、リビングにはウェルカムスイーツを用意いただいていました。レストランの紹介でも書きますが、ふふ日光はカトラリーへのこだわりが素晴らしく、ウェルカムスーツも素敵な小皿に盛り付けてありました。
3-2. ベッドルーム

ベッドルームはリビングと隣接し、仕切りをなくすことのできる構造となっているため、実際よりも広く感じられます。華美すぎないベッドボードや照明がとても心地よいです。

ベッドサイドのパネルはUSB×2、コンセントを備え、シンプルで使いやすいです。パネルの色合いも"ふふ"の雰囲気を壊さないこだわりを感じます。
重厚感あるデスクが用意されているのも魅力のひとつ。同じ系列のATAMIせかいえにもありましたが、旅先からワークできる環境があるのは非常に嬉しいです。
3-3. 温泉 / アメニティ

ふふ日光では、全ての客室に自家源泉が引かれた温泉風呂を完備しています。リビングとベッドルームの横にあり、滞在中は好きなタイミングで気兼ねなく入浴することができます。

ドレッシングルームには、とても大きな鏡に椅子付きのドレッサーと、宿泊客に寄り添ったつくりが特徴。ドレッサーにはふふオリジナルのアメニティが用意され、ふふの温泉体験に魅了されます。
ふふオリジナルのオーガニックアメニティは、爽やかな木漏れ日をイメージした香りのよう。いずれも温泉の香りを邪魔しない、控えめで馴染みやすいアメニティです。
