【宿泊記】アンダーズ東京 - デラックスタワービューキング/2021年9月


アンダーズ東京 エントランスのロゴ

虎ノ門ヒルズに隣接し、ハイアット上位ブランドとして2014年にオープンした、超高層ライフスタイルホテル、アンダーズ東京。


今回のステイは五感を刺激される新しい発見の連続で、個人的には、昨今のコンセプトホテルの中でも”確実にトップレベル”と感じさせる、素晴らしいホテルでした。



目次

1. チェックイン

2. 客室 - デラックスタワービューキング

 2-1. エントランス

 2-2. リビング/ベッドルーム

 2-3. バスルーム

 2-4. アメニティ

3. カクテルタイム - ザ タヴァン

4. ディナー - ルームサービス

5. ブレックファスト - ルームサービス

6. チェックアウト

7. アンダーズ東京の価格・プラン



1. チェックイン

アンダーズ東京 アート「あたらしい水」

虎ノ門ヒルズ1階に位置するホテルエントランスに足を踏み入れると、内海聖史氏の『あたらしい水』による色彩豊かな花々に迎え入れられ、一気に非日常的な世界へ。


ロビーのある51階は、専用のエレベーターで向かいます。

空想世界かのような世界観のエレベーターホールに、気分も高揚します。


続くエレベータ内は、永田哲也氏による和菓紙三昧の作品に魅了されます。鯛や鯉の群れ、そして花々が織りなす様子は庭園のよう。

パークハイアットニセコにも同様のアートがあり、非常にインパクトある作品群です。


アンダーズ東京 エントランス

降り立つ先は、 小高重光氏による超絶技巧の組子細工と、仄かなフレグランスに演出された、圧倒的な上質感を誇るアンダーズラウンジ。


アンダーズ東京 エントランスの組小細工

これらアートや照明、香りの演出による空間づくりは、ザ・ペニンシュラ東京やパレスホテル東京などのトップラグジュアリーホテルにも通じる徹底したこだわりようを感じさせます。


アンダーズ東京 アンダーズラウンジの様子

チェックインカウンターはなく、ラウンジでこれらアートを眺めつつチェックインできる、そんな優雅で魅力溢れるチェックイン体験となりました。


アンダーズ東京 エントランスのアートオブジェ

サービス面に関しては、若いスタッフさんを中心に構成されているように見受けられますが、ルームサービスや電話応対含め非常にスピーディーかつ丁寧(そして所作もスタイリッシュ...!)な対応で、レベルの高さを感じさせます。


アンダーズ東京 アンダーズラウンジの内装

一方で、チェックインに関しては非常に混雑しているので注意が必要です。

上級会員の優先チェックインもなかったので、特に週末は1時間程度のアーリーチェックインをおすすめします。



2. 客室 - デラックスタワービューキング

アンダーズ東京 客室フロアの様子

チェックインを終え、客室へ。

今回の宿泊では、堂々たる東京タワーの様子をを間近に楽しむことができる、「デラックスタワービューキング(65㎡)」を選択。


アンダーズ東京 近未来的な客室フロアのオブジェ

トーンダウンされた客室フロアでは、近未来的な通路が続きます。客室までのアプローチも全く手を抜かない、そんなホテルの本気度が伺えるシーンでもあります。


アンダーズ東京の客室フロアは47~50階に位置していますが、今回は最も低い47階の角部屋にアサインしていただきました。



2-1. エントランス

アンダーズ東京 デラックスタワービューキングのエントランス

客室に足を踏み入れた瞬間から感じる、抜群のプレミアム感。

ダークブラウン&アースカラーの内装に鏡を多用した空間と、絶妙にトーンダウンした照明、個人的にはこれまで宿泊してきたホテルの中でも雰囲気作りはトップクラス。


アンダーズ東京 デラックスタワービューキングのアプローチ

色使いや調光といったデザイン性と心躍る客室アプローチは、フォーシーズンズホテル東京大手町やザ・ペニンシュラ東京のスイートルームにも並ぶ素晴らしさがあります。


アンダーズ東京 デラックスタワービューキングのバッゲージラック

エントランスには小型のバッゲージラックも備え、その使い勝手の良さも魅力。

きめ細かな模様の石材が装われ、抜群の高級感を誇ります。


アンダーズ東京 デラックスタワービューキングの小物

細部の作りこみも見どころの一つで、中でもベッドメイク意思表示のタグが印象的。

昨今のホテルであればボタンひとつで済むところを、あえて木製のタグを手でかけるという選択肢も用意している、粋なこだわりです。



2-2. リビング/ベッドルーム

アンダーズ東京 デラックスタワービューキングのリビング

トーンダウンしたエントランスを抜けると、そこには圧巻の光景が広がります。

東京のスカイラインが足元に広がる様子は圧倒的で、まさにアンダーズ東京の客室を代表する1シーンでもあります。


アンダーズ東京 デラックスタワービューキングの眺望

リビング左手には、東京タワーの堂々たる姿が。

ウィンドウの構成やディスプレイの配置など全てが新しく、同じ東京タワービューのホテルの中でも強く印象に残る空間です。


アンダーズ東京 デラックスタワービューキングから望む東京タワー

時間が経つにつれ、客室はよりムーディーな大人の空間へ変化していきます。

ダイナミック杢目の一枚板で構成されたデスクや、レザーインテリア、さらには東京タワーのイルミネーションが上質な空間を演出。


アンダーズ東京 デラックスタワービューキングのアート

客室奥の照明は、どこか有機的な印象を与えながらも、背景の東京タワーとのコントラストが美しく感じられます。

各々のインテリアデザインや配置、全てがこだわり抜かれた客室であることが伺えます。


アンダーズ東京 デラックスタワービューキングの夜景

高層ビルがひしめく虎ノ門、六本木を見下ろし、さらには東京タワーまでも身近に楽しめる眺望。東京タワーが良く見えるホテルの中では、ザ・プリンスパークタワー東京(芝公園)につぎ、東京エディション虎ノ門と並ぶ、素晴らしい景観です。


アンダーズ東京 デラックスタワービューキングの虎ノ門方面の夜景

こちらはリビング右手、虎ノ門方面の眺望。

虎ノ門を代表するThe Okura Tokyo Prestige Towerや、上述の東京エディション虎ノ門さえも見渡しつつ、まさに近未来な東京を代表するパノラミックビューとなっています。


アンダーズ東京 デラックスタワービューキングのベッド

キングサイズのベッドは、ベッドボードの装飾含めモダン&シンプルなテイストながら、最高の配置。ベッドから東京タワーが光り輝く姿を眺める、そんな優雅な体験が、この客室では実現できます。


各種照明やシェードの操作系は、レトロな雰囲気のスイッチをベッド両脇に採用。その他、Bluetoothスピーカも用意されており、不便を感じさせません。


さらには、ホテル案内の冊子やシューホーン、スリッパ等、ライフスタイルホテルらしいアンダーズの世界観を演出する小物類も、見どころの一つ。


ミニバーやカトラリーに関しては、配置自体は素敵なのですが、内容としては非常にシンプル。冷蔵庫は若干小さめですが、ビールやジュース等は一通り用意されている印象です。


アンダーズ東京 デラックスタワービューキングのクローゼット

クローゼットは、リビングに入ってすぐの位置に2つ設置されています。

スイートでないのに2つあることも驚きですが、十分な高さが確保された内装や、厚みのある木製ハンガー、移動式のバッゲージラックが用意されているあたりは、流石アンダーズといったところです。



2-3. バスルーム

アンダーズ東京 デラックスタワービューキングの水回りの様子

エントランスを正面に進むと、バスルーム、ドレッシングルームと続きます。

通路は粒の細かいエレガントな石材が敷き詰められており、色合い・アプローチ共に類を見ない完成度。


アンダーズ東京 デラックスタワービューキングのバスルーム

床面と同じ赤茶の石材が施されたエレガントなバスルームは、アンダーズ東京の客室を象徴するものの一つ。

その見た目もさることながら、扱いやすさに関してもシャワーとバスタブが同室となっているため使い勝手がよく、水回りの操作系や水圧も十分な具合です。


アンダーズ東京 デラックスタワービューキングのバスタブ

深すぎず浅すぎず、そして広々としたプールのような感覚のバスタブ。通常の縦長のバスタブよりも不思議とリラックス感は高く、水が流れ込む神秘的な様子には心も癒されます。

バスタブのこだわり用は、国内でもトップクラスのマンダリンオリエンタル東京やザ・ペニンシュラ東京のそれに匹敵するように感じます。


リビングのデスクと同じ、高級感・重厚感溢れる一枚板で構成された洗面台。

天井からシンクの天板までが一体感ある贅沢な作りとなっており、絶妙な調光がその雰囲気を引き立たせます。


トイレ回りは、ネイビーの差し色がさらにスタイリッシュな環境へと仕立て上げています。

光沢感のある石材の床面と木材インテリア、マットな質感の壁面が調和する、ハイセンスな空間です。



2-4. アメニティ

アンダーズ東京 デラックスタワービューキングのバスアメニティ

気になるバスアメニティは、アンダー東京限定、南フランス発のブランド、「ARGAN」 。

南国を思わせるパッションフルーツやマンゴー等のビビッドな柑橘系に、オリエンタルな奥深さも感じる、比較的ヘビーなフレグランス。


客室の雰囲気から重厚感あるフレグランスを想像していたのですが、ここで抜け感を作るのは流石アンダース。センスを感じるチョイスです。


アンダーズ東京 デラックスタワービューキングのアメニティ

その他シャワーキャップやシェーバー等のアメニティは、香箱のような木製ケースの中に、絶妙なサイズ感で敷き詰められています。

そのパッケージングのカラーリングも素敵で、黄金(こがね)やから茶を連想させる和のテイストで包まれており、どことなく馴染みある雰囲気。


アンダーズ東京 デラックスタワービューキングのドライヤー

ドライヤーはサロンなどでも使われている「NOBBY」のプロ用モデル。

隣にはシューケアサービス用の袋が用意されており、全体の色合いもスタイリッシュにまとまっています。



3. カクテルタイム - ザ タヴァン

カクテルタイムは、LUXURY CARD (Black Card)の特典の一つであるラウンジアワーを利用し、ザ タヴァン グリル&ラウンジでオリジナルカクテルやカナッペをいただきました。


アンダーズ東京 ザ・タヴァン グリル&ラウンジの様子

51階に位置するレストランは、モダンなインテリアと圧巻の夜景が織りなす、ハイクラスな空間。

レストランからバーラウンジ、プライベートダイニングも備え、アンダーズのメインレストランとして相応しい雰囲気とメニューを誇ります。


アンダーズ東京 ザ・タヴァン グリル&ラウンジの眺望

案内されたのは、ザ タヴァンのラウンジエリアで、座席正面に東京スカイツリーを望む、夜景を間近に楽しめる特等席。クレジットカードの特典とは言え、夜景側への優先案内は非常に嬉しいところです。


アンダーズ東京 ザ・タヴァン グリル&ラウンジでのラウンジアワー

ラウンジアワーで提供されるのは、1人につき、3種類のカナッペに、2種類のドリンク。

カナッペは、生ハム等のシャルキュトリーからオリーブ、そして、和のテイストを感じさせるきゅうりや昆布を使ったピクルス等、いずれも味わい深い品々でした。


アンダーズ東京 ザ・タヴァン グリル&ラウンジでのカクテルタイム

最後にオーダーしたのは、スイカを使った爽やかなカクテル。

カクテルのチョイスからサーブに至るまで、親身に相談に乗ってくださり、穏やかなカクテルタイムを過ごすことができました。



4. ディナー - ルームサービス

アンダーズ東京 ルームサービスでのディナー

カクテルタイムを終え、ディナーは客室でルームサービスをオーダー。

アンダーズ東京はインルームダイニングのレベルも高く、かつ客室側の眺望があまりにも良いため、メインダイニングに劣らぬ雰囲気でディナータイムを楽しめます。


アンダーズ東京 ルームサービスの雪室新潟熟成ポーク

今回は「雪室熟成新潟ポーク 160g」をチョイス。

メインのポークに加え、バター付きのバゲットにスナックと、夜食に丁度良いボリューム感の内容となっています。


アンダーズ東京 ルームサービスの雪室熟成新潟ポーク

ポークは比較的固めでさっぱり感のある仕上がりですが、素材の美味しさを生かした味付けが特徴的。塩味の強いソースと合わせ、自分好みの味わいで楽しめます。



5. ブレックファスト - ルームサービス

アンダーズ東京 ルームサービスでの朝食、アメリカンブレックファスト

朝食も朝の景観を眺めつつ楽しみたかったので、ルームサービスでオーダー。

こちらは通常の洋朝食セット「アメリカンブレックファスト」ですが、他高級ホテルと一線を画すこだわりように驚かされます。


アンダーズ東京 ルームサービスでの朝食、アメリカンブレックファストの朝食

アメリカンブレックファストは上写真のプレートに加え、好みの卵料理もあわせてオーダーできます。今回はいつも通りのオムレツを頼みましたが、その色鮮やかな見た目や具材感たっぷりの中身、充実した付け合わせからは、素晴らしい1日の始まりを感じさせます。


アンダーズ東京 アメリカンブレックファストのフルーツ

プレートのメインにおかれているのは、フレッシュフルーツの盛り合わせ。

ここまでフルーツを前面に押し出した朝食は初めてですが、カトラリーもハイセンスで、フルーツの鮮やかさを引き立たせる、素晴らしいチョイスです。


サイドプレートはグリーンサラダにバゲット。

いずれもシンプルな内容で、より一層、フルーツや卵料理といった全体のインパクトある構成を際立たせているように感じます。


アンダーズ東京 ルームサービスでの朝食、アメリカンブレックファストの紅茶

その他ドリンクとして紅茶もしくはコ