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【宿泊記】ANAインターコンチネンタルホテル東京 - クラブインターコンチネンタルルーム


ANAインターコンチネンタルホテル東京の外観

六本木や赤坂、溜池山王周辺は、ビジネスはもちろんプライベートでもよく利用しますが、その中でも存在感のあるホテル「ANAインターコンチネンタルホテル東京」には一度も訪れたことがありませんでした。周辺には「The Okura Tokyo」や「アンダーズ東京」といった有名ホテルが名を連ねますが、前身の東京全日空ホテルから続く堅実なサービスから、ビジネス利用客の心を離さない、そんなイメージを抱いていました。


今回は主にクラブラウンジの体験を目的に、ワーケーションでの利用も兼ねて、こちらのホテルにお邪魔したいと思います。


 

目次


 

1. チェックイン

自宅からタクシーを呼び、ホテルへ。六本木通りに面している当ホテルは非常にアクセスがよく、様々なシチュエーションでの利用が期待できそうです。


ANAインターコンチネンタルホテル東京のロビーは、スタイリッシュかつモダンな空間。

ホテルに入ると、スタイリッシュかつモダンな空間が広がります。高い天井に配置された幾何学模様のライトや、直線で構成されたオブジェクト、それら全てが洗練されている印象です。

※ちなみに、チェックインカウンターはホテル2階にあるので、初めて利用される方は注意した方が良いかもしれません。


ANAインターコンチネンタルホテル東京の2階に位置する「アトリウムラウンジ」の様子。

2階ロビー には「アトリウムラウンジ」も併設されており、こちらでは宿泊時の朝食だけでなく、アフタヌーンティーやナイトカクテルも楽しむことができます。


ANAインターコンチネンタルホテル東京ののチェックインカウンターの様子。

チェックインカウンターはコンシェルジュデスク等を含めて5つ程度。海外からのお客様も多いホテルですが、対応は非常にスムーズで、あまり混んでいる様子は見かけません。

クラブラウンジでのチェックインも可能ですが、空いているので、こちらでチェックイン。キャリーケース等の手荷物は手続き後に客室に届けてくれるため、非常にスムーズなチェックインでした。


ANAインターコンチネンタルホテル東京のインテリアの様子。

ロビーのインテリアは全体的にミニマルなデザインで、ラグジュアリー感の強い大理石の床面や壁面とのコントラストが美しく映えます。


 
ANAインターコンチネンタル 一休の価格・プラン
 

2. 客室 - クラブインターコンチネンタルルーム

ANAインターコンチネンタルホテル東京のクラブフロアの様子。

手続きを済ませ、34階のクラブフロアへ。エレベーターホールは落ち着いた照明で照らされた高級感のある空間となっており、客室への期待が高まります。


 

2-1. リビング・ベッドルーム

クラブインターコンチネンタルルームの様子。

客室は、全体的にグレーを基調としたダークトーンで統一されており、モダンなインテリアも相まって、大人な雰囲気。シックなデザインの中に「金継ぎ」の要素が取り込まれており、差し色的に、煌びやかなアクセントを加えます。


クラブインターコンチネンタルルームの様子。

バスルームは全面ガラス張りで、開放感のあるラグジュアリーな作り。客室全体のスタイリッシュな雰囲気にマッチした、贅沢な空間です。


クラブインターコンチネンタルルームのソファーコーナーの様子。

部屋の奥には、窓側に沿うように、大きめのソファーが配置されています。

適度な硬さで、腰を落ち着かせることができます。


クラブインターコンチネンタルルームのベッドはシモンズ。

ベッドはシモンズ。キングサイズのベッドは非常にゆったりとしており、絶妙な反発感で寝心地が良いです。枕も多く、使い勝手が良いです。


クラブインターコンチネンタルルームのベッド脇には便利なインパネが配置されている。

ベッドの両脇には、コンセント×1とUSB×1、各種照明の調整、ブラインド・カーテンの開け閉めを行うことのできるインパネが備え付けられており、便利です。



クラブインターコンチネンタルルームのバッゲージラックは安定感があり、上質。

バッゲージラックは入り口の真横に配置されており、到着後はスムーズに荷物の出し入れをすることができます。固定型のラックは安定感があり、壁面と統一されたデザインは高級感があります。

また、短期宿泊用のスーツケースであれば、横に広げても十分に出し入れすることのできる広さです。(写真はRIMOWA Classic Cabin S(高さ55cm×幅40cm×奥行き×20cm))


クラブインターコンチネンタルルームのデスクの様子。

デスクは奥に見える丸テーブル一台のみ。ビジネスニーズも高いかと思うので、もう少し使い勝手の良いデスクが欲しいところ。

ただ、テーブル脇のインパネやタブレット、テレビは非常に便利。特に、タブレットではルームサービスを直接注文できるだけでなく、TVコントロール機能も備えられています。


クラブインターコンチネンタルルームのクローゼットの様子。

クローゼットは広く、控えめな照明と黒塗りされたハンガーが、そのスタイリッシュな雰囲気を引き立てます。ハンガーは、ジャケット&シャツ兼用×8(うち4つはクリップ付き)、サテンハンガー×2が常備されています。長期宿泊にも対応できそうです。


 

2-2. シャワールーム

クラブインターコンチネンタルルームの洗面台はシンプルで機能的。

洗面台は、客室のイメージはそのままに、シンプルながらも機能的な空間となっています。トイレは独立式ではないですが、個人的には好みのデザインです。


クラブインターコンチネンタルルームにはバスルームはなく、シャワーブースのみ。

シャワールームは全面ガラス張りで、開放感のあるお洒落な作り。ガラスは、人の出入りを検知して自動で曇るようになっており、先進的ですが、手動でオンオフの切り替えはできないようです。


また、こちらの客室ではバスはなく、シャワーブースのみとなります。室内のレインシャワー、ハンドシャワー共に、水圧は弱めで、調整もできないようでした...


 

2-3. アメニティ

クラブインターコンチネンタルルームのバスアメニティはロクシタン。

バスアメニティはL’OCCITANE(ロクシタン)の「MER & MISTRAL」。シャワーブースにはシャンプー、コンディショナー、シャワージェルが置かれてあり、いずれもマリンノートの爽やかな香り。少々ダンディーで男性的な側面が強いので、女性は好みが分かれるかも知れません。


クラブインターコンチネンタルルームのバスアメニティはロクシタン。

洗面台付近には、固形石鹸とマウスウォッシュ、ボディクリームが配置されています。こちらも、L’OCCITANE(ロクシタン)で、バスアメニティと同系統の香りで統一されています。


クラブインターコンチネンタルルームのその他アメニティ。

ハミガキセット、髭剃りセット、シャワーキャップ、くし等、基本的なグッズは全て取り揃えてあり、高級感のある梱包がされています。


クラブインターコンチネンタルルームのミニバーは充実。

ミニバーの類はとても充実しており、アルコールはワインの他、各種スピリッツやリキュールも用意されています。


クラブインターコンチネンタルルームのミニバーとアソートは充実。

グラス等のカトラリーも美しくディスプレイされており、気分が上がります。

客室での一杯がより充実した時間になること、間違いなしです。


 

2-4. 客室からの眺望

クラブインターコンチネンタルルームの夜景。

やはり赤坂という立地柄、客室からの夜景は本当に素晴らしいです。

アークヒルズや東京ミッドタウンのビル群が煌々と輝き、眼下には首都高速道路のオレンジ色の光が広がります。まるで、映画の近未来都市のよう。


クラブインターコンチネンタルルームの眺望。

夜の華やかさとは異なり、朝は都心とは思ないような、閑静な雰囲気。当日は雨だったこともあり、落ち着いた朝の時間を過ごすことができました。


 
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3. ディナー&カクテルタイム - クラブラウンジ

ラウンジ「クラブインターコンチネンタル」の様子。

イブニングカクテルは、35階のラウンジ「クラブインターコンチネンタル」でいただきました。ラウンジ内の写真は他のお客様もいらっしゃるため撮影はできませんでしたが、客室と同じくシック&モダンな雰囲気の中で、上品に「金」が取り入れられた、ラグジュアリーな空間となっています。


ラウンジ「クラブインターコンチネンタル」のイブニングカクテルの様子。

カクテルタイムでは、チーズやナッツ、タパスといったおつまみ、そして食後のケーキをコース形式で出してもらえます。もちろん、シャンパンやワイン、各種アルコールドリンクは飲み放題。


ラウンジ「クラブインターコンチネンタル」のイブニングカクテルの様子。

全体的に年齢は高め(40代前後)で、落ち着いた雰囲気と安心感があります。ラウンジからの出迎え・見送りはとても丁寧で、スタッフのきめ細かな対応は素晴らしかったです。


ラウンジ「クラブインターコンチネンタル」の夜景。

ザ・キャピトルホテル東急や、国会議事堂のある赤坂方面の夜景を眺めつつ、食後のカクテルタイムに思いを巡らせます。ナイトカクテルは、メインバー「ダビンチ」や、「 MIXXバー」を利用したかったのですが、2020年10月現在、休止中となっているようで、断念...

※メインバー「ダビンチ」は10/19にオープンとなったようです!


ルームサービスでワインとドライフルーツをオーダー。

代わりに、ルームサービスで、ワインとドライフルーツ、ナッツ等のおつまみをオーダー。美しい夜景と共に、素敵なお部屋とゆったりとしたソファーで寛ぐことのできる贅沢な時間でした。


 
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4. ブレックファースト - クラブラウンジ

朝食もラウンジ「クラブインターコンチネンタル」を利用。朝食会場は他にも、2階の「アトリウムラウンジ」やルームサービスも選択可能です。


ラウンジ「クラブインターコンチネンタル」での朝食の様子。

スタッフの丁寧な挨拶で迎えられ、席に着くと、目の前には都心の素晴らしい景色が広がります。窓からは溜池山王方面の高層ビル群が見渡せ、清々しくも落ち着いた朝を迎えることができました。


ラウンジ「クラブインターコンチネンタル」での朝食、卵料理の様子。

メインの卵料理の具材(チーズ、パプリカ、オニオンなどなど)、付け合わせはメニューから指定可能で、かなり自由度が高いです。メニューでのオーダーも可能ですが、もちろんビュッフェ形式で自由に取ることもできます。

今回は具材全部のせのオムレツに、ベーコン、バゲット、紅茶等を用意していただきました。


 
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5. アフタヌーンティー - アトリウムラウンジ

宿泊時の楽しみの一つであるアフタヌーンティーは、2階の「アトリウムラウンジ」を利用。予約なしでの当日利用でしたが、上手く調整していただきました。Web上だと満席になっていたので、このあたりはクラブルーム宿泊時ののメリットかもしれません。


アトリウムラウンジでのアフタヌーンティーの様子。

今回は、「辻利」の抹茶を使用したアフタヌーンティーセットでした。抹茶のほろ苦さと妙な甘さが引き立つプチガトーやマカロン、そしてシンプルで奥深い味わいのセイボリーがティーセットを飾ります。


アトリウムラウンジのアフタヌーンティーセットは、大人なデザインと味わいの光る、まさに休日のひと時で楽しみたい逸品でした。当ラウンジは非常にアクセスしやすい場所にあるので、是非ご利用してみてはいかがでしょうか。


 
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6. チェックアウト

ANAインターコンチネンタルホテル東京でのチェックアウト。

アフタヌーンティーを楽しみ、チェックアウト。手荷物の預け入りなど、スタッフの気配りの利いた対応には驚かされてばかりですが、そのちょっとした気遣いが嬉しく感じられる、そんな素敵なチェックアウトとなりました。


今回の滞在では、クラブラウンジでの初体験を存分に楽しむことができました。

バスルームやデスクといった客室の不満点は残りますが、もうワンランク上の「クラブインターコンチネンタル ジュニアスイートルーム 月」で全て解消されそうです(実はお値段もそんなに変わらないです)。今度はそちらに宿泊し、また新しい視点でホテルライフを楽しんでみたい、そんな思いでこのホテルを後にしました。


 

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7. ANAインターコンチネンタルホテル東京の価格・プラン


ANAインターコンチネンタル 価格・プラン

結論としては、一休.comのタイムセールが最安かと思います。

今回利用した「クラブインターコンチネンタルルーム」は大人2名×1泊で、¥33,000(税サ込)程度となります。

ANAインターコンチネンタル 一休の価格・プラン

参考ですが、他予約サイトの価格比較はこのようになっています。

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価格

33,000円~

​40,000円〜

40,000円〜

40,000円〜


 

8. (参考) 他ホテルの宿泊記

最後に、EnoHaru’s Hotel Reportsでは「上質な体験をより身近に」をテーマに、国内外ラグジュアリーホテルでの宿泊記や滞在動画を公開しています。気になる方はぜひ他の宿泊記もご覧ください。少しでも滞在の参考になったら嬉しいです。

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