【宿泊記】ハイアットプレイス京都 - キング

最終更新: 2023年8月16日

ラグジュアリーホテルブランド"ハイアット"の中でもビジネスや観光拠点に特化したホテル、ハイアットプレイス。今回は京都にあるハイアットプレイス京都に2週間程度の中期で滞在したので、客室や朝食、館内施設についてご紹介していきます。


目次

1. ホテル概要

2. チェックイン

3. 客室 - キング

 3-1. リビング / ベッドルーム

 3-2. バスルーム / アメニティ

4. 館内施設

 4-1. LOBBY BAR

 4-2. ランドリー

 4-3. フィットネスセンター

5. 朝食 - THE KITCHEN

6. ハイアットプレイス京都のレストラン

7. チェックアウト

8. ハイアットプレイス京都の価格・プラン

9. (参考) 他ホテルの宿泊記


1. ホテル概要

ハイアットプレイス京都は京都御所や二条城の近く、丸太町駅前に2022年4月に開業。京都で3番目のハイアット系列ホテルとなりますが、こちらは観光やビジネスの利便性を目的とした、高級志向のビジネスホテルのような位置づけとなっています。

  • 所在地: 〒604-0862 京都府京都市中京区少将井町240

  • アクセス: 地下鉄烏丸線「丸太町駅」6番出口直結

  • 連絡先: +81-75-251-1234

  • チェックイン: 15:00

  • チャックアウト: 12:00

  • 公式サイト: LINK


2. チェックイン

京都駅から地下鉄烏丸線で約7分、丸太町駅から出るとホテルが見えてきます。今回は京都観光のついでにハイアットの宿泊実績をためる目的も兼ね、2週間程度の滞在となりました。

ホテル6番出口から直結していますが、エレベーターがないため荷物がある方は要注意。道路の向かい側にある5番出口から出るとちょうどよいです。

No more, No less(多すぎず、少なすぎず)をテーマにした館内。パークハイアットやハイアットリージェンシーのような"ラグジュアリーホテル"の位置づけではないですが、落ち着いた雰囲気や高級感のある意匠、サービス品質にハイアットらしさを感じます。

1階ロビーでチェックイン。化粧水やクレンジング、ボディタオル、シェーバーなどのアメニティはすべてセルフサービスとなっているようで、チェックインの際にフロント横のスペースから取るよう案内いただけます。

ロビーフロアには、バーや売店を兼ねるLOBBY BAR、朝食のビュッフェ会場であるTHE KITCHENがあります。LOBBY BARではコーヒーや紅茶が無料でいただけるのも嬉しいポイント。

今回宿泊する客室は最もスタンダードな「キング」ルーム。ベッドはキングとツインの二つがありますが、バスタブ付きはツインタイプのみなので要注意。また、グローバリスト会員だったのですがアップグレードはなく、中期滞在ということもあり少々残念でした。

3. 客室 - キング

今回宿泊するのは6階、ホテルの内側に面した客室。客室フロアはシンプルなデザインで、居心地の良さを感じます。


3-1. リビング / ベッドルーム

客室に入ると、シンプルで清潔感のあるベッドルームが広がります。25㎡とコンパクトなサイズながら、必要な設備がゆとりをもって配置されているので、想像以上に広く感じます。

エントランスにはクローゼットやハンガー、ミニバーがコンパクトにまとめられてあり、使い勝手が良いです。ただ高さが足りず、コートなどの長物衣類がかけにくいのがネック。

天井の低さが少々気になりますが、窓がとても大きく圧迫感はありません。また、ナチュラルカラーを基調とした室内は人を選ばず、中長期の滞在でも気疲れしなさそうです。

デスクやソファーは簡易なもので、長時間の作業には適さない印象です。ビジネス利用の方は専用デスクがついているプレミアタイプの客室をおすすめします。

ウェルカムアメニティは、京都の老舗菓子メーカー「伊藤軒」のお菓子と、SOU・SOUデザインのコラボレーションスイーツ。干しりんごがたっぷり入った焼き菓子です。

エントランス付近のミニバーにはカトラリーやアメニティー、冷蔵庫が配置されています。基本的なものは揃っており、個人的に冷蔵庫の中が空で自由に使えるのが嬉しかったです。


3-2. バスルーム / アメニティ

バスルーム前のドレッシングエリアは、トイレと一体となったタイプ。シンク周りのスペースが広く、鏡も大きいため使い勝手はとても良かったです。

シャワーはレインシャワーとハンドシャワーの二つがあり、どちらもシンプルな操作で使いやすく、水圧も不満なく使えます。今回の客室「キング」はシャワーのみなので、ツインタイプかデラックス以上の客室を選びたいところです。

ハンドソープなどのアメニティ類はビジネスホテルでもよく見かけるOrange Rose。せっかくのハイアット系列なので、何かこだわりのアメニティがあっても良かった気がします。

歯ブラシやバスタオル、ドライヤーは客室に常備されていますが、それ以外はロビーフロアのアメニティボックスから持ってくる必要があります。

4. 館内施設

ハイアットプレイス京都では、数こそ少ないものの中長期の滞在にも対応したコンパクトな設備がいくつかあります。こちらでは、そんな館内施設をいくつかご紹介。


4-1. LOBBY BAR

簡易なバーカウンター、テーブル席を備えたロビーバーでは、カジュアルスタイルでシャンパンやコーヒー、紅茶をオーダーできるスペースとなっています。仕事の打ち合わせや休憩場所にぴったりの空間です。

  • 営業時間:24時間

  • 場所:ロビーフロア

カウンターにはネスプレッソの大型コーヒーメーカーがあり、宿泊者は自由に使うことができます。そのほか紅茶のティーパックもあり、カウンター奥には電子レンジも置かれています。

ロビーバーは売店も兼ねており、京都のクラフトビールや日本酒、ソフトドリンク、そのほかコールドミートや冷凍食品を購入し、その場でいただくことができます。


4-2. ランドリー

長期滞在には嬉しいコインランドリーがあるのも魅力的。24時間利用でき、標準は3kgまでの120分コースで600円と少々割高です。

  • 営業時間:24時間


4-3. フィットネスセンター

フィットネスセンターは24時間利用でき、トレッドミル、エアロバイク、バランスボール、ヨガマットなど基本的なものは揃っています。タオルやミネラルウォーターも用意されてありました。

  • 営業時間:24時間

5. 朝食 - THE KITCHEN

朝食はレストラン、THE KITCHENでのビュッフェスタイルになります。朝6:30開始のため、特に朝が忙しいビジネス利用においては、嬉しい時間から入店できます。

  • 営業時間:6:30 ~ 10:30

  • 場所:ロビーフロア

キッチンカウンターを囲むように鮮やかなメニューが配置され、食欲も高まります。レストラン自体はコンパクトで、人混みが気にならないのも好印象です。

ビュッフェのメニューは洋食を中心に、パンやデリ、新鮮なサラダ、お茶漬けをはじめとする和食、ドリンクやヨーグルト、ホテルメイドのカレーなど豊富な印象です。

中でも、お茶漬けの具材の多さが魅力的。滞在中は和食を中心に簡易に済ませられるメニューばかりを選んでいましたが、特段飽きることもありませんでした。

6. ハイアットプレイス京都のレストラン

ハイアットプレイス京都のレストランは、今回紹介したLOBBY BARとTHE KITCHENの二つのみ。いずれも予約は不要で、宿泊の際は気兼ねなく利用できます。

7. チェックアウト

今回の滞在を通じ、ビジネスホテルとしても、宿泊実績目的としても、どこか中途半端な印象を持ちました。京都はより良い競合ホテルも多く、宿泊実績であればハイアットハウス金沢の方が格安で宿泊できます。サービスの安定感に魅力を感じるのであればおすすめできる、そんなホテルであると思いました。


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8. ハイアットプレイス京都の価格・プラン

予約サイトからであれば一休のタイムセールが最安で、今回宿泊した「キング」が朝食付で17,000円~となります。

参考ですが、他予約サイトの価格比較はこのようになっています。

※宿泊時期によって変動がございます


9. (参考) 他ホテルの宿泊記

最後に、EnoHaru’s Hotel Reportsでは「上質な体験をより身近に」をテーマに、国内外ラグジュアリーホテルでの宿泊記や滞在動画を公開しています。気になる方はぜひ他の宿泊記もご覧ください。少しでも滞在の参考になったら嬉しいです。