【宿泊記】ハイアットハウス金沢 - キッチンスタジオ

最終更新: 2023年8月16日

今回は金沢駅すぐにある、ハイアットハウス金沢に宿泊。ワーケーションも兼ね1カ月程度の宿泊となったので、客室「キッチンスタジオ」や館内施設、朝食ビュッフェの様子を紹介していきます。


目次

1. ホテル概要

2. チェックイン

3. 客室 - キッチンスタジオ

 3-1. リビング / ベッドルーム

 3-2. キッチン

 3-3. バスルーム / アメニティ

4. 館内施設

 4-1. ランドリー

 4-2. フィットネスセンター

5. 朝食 - Hレストラン / FIVE

6. ハイアットハウス金沢のレストラン

7. チェックアウト

8. ハイアットハウス金沢の価格・プラン

9. (参考) 他ホテルの宿泊記


1. ホテル概要

ハイアットハウス金沢は、ハイアットホテルの中でも「自宅で過ごすような利便性」を提供する中長期滞在型ホテルとして、2020年に開業。キッチン付きの客室やスイートにレストランやバー、ランドリーなどを備えたホテルです。

  • 所在地: 〒920-0031 石川県金沢市広岡1-5-2

  • アクセス: 金沢駅西口徒歩3分 / 小松空港からタクシーで約35分

  • 連絡先: +81 76 256 1235

  • チェックイン: 15:00

  • チャックアウト: 12:00

  • 公式サイト: LINK


2. チェックイン

金沢駅西口から出てすぐ、モダンな建物が2棟見えてきます。商業施設「CROSS GATE」の入ったビルはいずれもハイアット系ホテルで、左側がハイアットセントリック金沢、右側が今回宿泊するハイアットハウス金沢となっています。

ハイアットセントリックはフルサービスのライフスタイルホテル、ハイアットハウスはキッチン付の客室など観光・ビジネス目的での中長期滞在向けホテルという位置づけ。ホテルの入り口はCROSS GATEのエスカレーターから、建物脇からエレベーターからアクセスする、2つのルートがあります。

ロビーフロアは宿泊者が自由に寛ぐことのできる、リラックスした雰囲気が魅力的。仕事をしたり、勉強をしたり、仮眠を取ったり食事したりと、自由に過ごせます。

ロビーには、カクテルやワイン、軽食を頂けるバー「Hバー」や、24時間営業のミニショップ「Hマーケット」があります。Hマーケットでは金沢のクラフトビールやワインの販売もあり、その場で金沢の食を楽しめるのも、とても魅力的です。

ロビーフロアからはテラスへ移動することができ、こちらは宿泊者以外でも気兼ねなく使える共有スペース。Hバーで頼んだ料理やお酒を楽しんでも良し、開放感と自然に癒される、素敵なスペースです。

フロントでチェックインし、客室へ移動。今回宿泊する客室はキッチン付きの「キッチンスタジオ」。グローバリスト会員特典のアップグレードはなかったものの、広く使い勝手の良い客室で、長期滞在でも不自由なく過ごせました。

3. 客室 - キッチンスタジオ

今回宿泊するのは7階の客室。客室フロアは木材を多用しながら、地元加賀の"金箔"や"加賀友禅"を思わせるようなアートワークが多々展示されてあり、ハイアットらしい上質な雰囲気を感じます。


3-1. リビング / ベッドルーム

客室に入ると、シンプルモダンな広々とした客室が広がります。ロビーフロアと同じく、格式ばらないリラックス感と機能性を兼ね備えているように思います。

エントランスには大型のクローゼットと荷物置きが配置されてあります。コートなどの長物衣類もかけられる高さと、大型スーツケースにも対応した幅が設けてあり、使い勝手が良いです。

室内はキッチンやダイニングテーブル、ソファを備えたレジデンススタイル。41平米のゆとりに加え、全体がナチュラルカラーで統一されているので、圧迫感はありません。

デスクはないものの、ダイビングテーブルはPC2台を置ける幅、加えて近くにコンセントがあり、作業場所としても利用できます。

ベッドサイドにはソファも配置されてあり、大人数でテレビ鑑賞もできる作りになっています。ダイニングテーブル椅子が2台あるため、ビジネス利用以外でも、ファミリー利用や、4名程度のパーティー利用も期待できます。

キッチンスタジオのベッドはツインタイプのみ。ビジネス利用だと1台持て余してしまうので、キングタイプがありと嬉しかったです。

リビング奥にはもう一つクローゼットがあり、アイロンやアイロン台も収納されています。デラックスタイプで収納が二つあるのは、中長期滞在にとって嬉しいポイントです。

眺望に関しては、隣のハイアットセントリック金沢が気になり、あまり期待はできません。ただ、客室間で目が合うようなつくりにはなっていないので、プライバシーは保たれている印象です。

到着後は、ホテル1階に併設された商業施設CrossGateで購入した「のとわいん」で乾杯。その他地ワインも充実しており、地方の魅力を感じられる周辺施設の充実させも、ハイアットハウス金沢の魅力の一つです。


3-2. キッチン

キッチンはリビングとエントランスの間にあり、キッチンまわり全般の設備に加え、電子レンジや小型の冷蔵庫も用意されてあります。これらは客室清掃のたびに清掃いただけるのも、非常に嬉しいです。

キッチンは幅広で、IHのコンロが2つに食洗機付き、フライパンや包丁、洗剤などの調理器具は一通り揃っている印象です。一方、塩や胡椒、サラダ油などの調味料は購入する必要があるので要注意。また、食洗器はミレーのような大容量タイプではないものの、4名程度のカトラリーであれば十分洗浄できる容量があります。

キッチンの真裏はミニバーとなっており、コーヒーメーカーやケトル、冷蔵庫、カトラリー等が用意されています。カトラリーは最初から4人分あり、そしてカウンターの配置も良く、コンセントもあるため使い勝手が良いです。


3-2. バスルーム / アメニティ

バスルーム前のドレッシングエリアは、トイレが別となっており広々と使えるタイプ。シンクは一台のみですが、ものを置いておけるスペースが、より広く確保されています。

バスルームはゆったりとしたバスタブに大きな鏡を備えており、リラックス感があります。また、ハンドシャワーはシンプルな操作で使いやすく、水圧も不満なく使えます。

ハンドソープなどのアメニティ類はKenetMDのWell。日本ではあまり見かけませんが、世界中のハイアットホテルで使われており、マンダリンと緑茶のさわやかな香りが特徴的です。

4. 館内施設

ハイアットハウス金沢では、数こそ少ないものの中長期の滞在にも対応した設備がいくつかあります。こちらでは、そんな館内施設をいくつかご紹介。


4-1. ランドリー

長期滞在には嬉しいコインランドリーがあるのも魅力的。24時間利用できるものの洗濯機と乾燥機が別で、洗濯機は1回30分で500円、乾燥機は15分で100円と少々割高です。

  • 営業時間:24時間


4-2. フィットネスセンター

フィットネスセンターは24時間利用でき、トレッドミル、エアロバイク、バランスボール、ヨガマットなど基本的なものは揃っています。タオルやミネラルウォーターも用意されてありました。

  • 営業時間:24時間

5. 朝食 - Hレストラン / FIVE

滞在時の朝食はサービスを集約するためか、休日はハイアットハウス金沢のHレストラン、平日はハイアットセントリック金沢のレストラン「FIVE」でのビュッフェとなっていました。

  • 営業時間:7:00 ~ 10:00

  • 場所:ロビーフロア

こちらはFIVEの様子。ハイアットセントリック金沢のシグネチャーレストランだけあって、天井の高さ やテラスに面した眺望、インテリアは素晴らしいです。ビュッフェの内容も、Hレストランより充実している印象です。

朝食はメインの卵料理のみオーダーし、その他は全てセルフサービス。卵は石川県産ナカヤマエッグ、具材に地元の名産品を選べるのも、嬉しいポイントです。

ビュッフェのメニューは洋食を中心に、パンやデリ、新鮮なサラダ、地元金沢の名産品をはじめとする和食、ドリンクやヨーグルト、ホテルメイドのカレーなど、種類は非常に豊富な印象でした。

6. ハイアットハウス金沢のレストラン

ハイアットハウス金沢のレストランは限定的で、今回利用したHレストランとHバーのみ。レストランを探す際は、隣接したハイアットセントリック金沢に移動することをおすすめします。

7. チェックアウト

今回の滞在を通じ、普段宿泊している"ハイアット"とは違う、気取らない雰囲気に驚きつつも居心地の良さを感じました。価格の低さからも、国内でグローバリスト会員を目指す方の実績づくりにもおすすめのホテルです。また来年も長期で泊まりたい、そんな思いでこのホテルを後にしました。


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8. ハイアットハウス金沢の価格・プラン

予約サイトからであれば一休もしくは楽天トラベルが最安で、今回宿泊した「キッチンスタジオ」が一人分の朝食料金込みで14,000円~となります。

参考ですが、他予約サイトの価格比較はこのようになっています。

※宿泊時期によって変動がございます


9. (参考) 他ホテルの宿泊記

最後に、EnoHaru’s Hotel Reportsでは「上質な体験をより身近に」をテーマに、国内外ラグジュアリーホテルでの宿泊記や滞在動画を公開しています。気になる方はぜひ他の宿泊記もご覧ください。少しでも滞在の参考になったら嬉しいです。